ブログをはじめ「だいたい日本人は…」といった論調で日本国民の島国根性的ガラパゴス的出る杭を打ちのめす的性質を嘆いていみせる文章がものすごく多いと思うんですが、これってどの国でも同じなんでしょうかね。アメリカでは「だいたいアメリカ人ってさぁ…」中国では「我々中国人はそもそも…」みたいな感じで自己批判しているんでしょうか。よく分かりませんが。
しかしですね、ここで批判している「日本人」って、具体的にどこの誰なんでしょう?どこにもいないんじゃないでしょうか。そもそも、そうした「日本人」の性質のせいでうまくいっていないのなら、その「日本人」の人に直接改善を要求してですね、変えるべきものを変えていただければ、色んな問題が解決するんじゃないでしょうかね。なぜ皆さんそれをやらないんでしょうか。直接言えない?
だいたいですね、「日本人は…」発言を日本語でしているその人だって国籍で言えば日本人でしょうよ。「おれ以外」「わたし以外」の日本人が悪いからうまく行ってないの?じゃあ元凶であるその「日本人」を「この人だ!」って教えてください。私が注意してあげますから。…なに、具体的に言えない?えー!困るじゃないですか。様々な問題の元凶ですよ?早くその「日本人さん」をなんとかしないといけないのに。
…いないんでしょ。幻想なんでしょ、けっきょくそのステロタイプな「日本人」像そのものが。「あなた問題の原因である日本人ですよね」って言われたら、日本国民ほぼすべてが「まさか」って答えるんじゃないですか。日本の国籍を持っている人が全員「だいたい日本人はさぁ」なんて文句を言いあってる姿は、もうシュールとしかいいようがない。
抽象的な「日本人像」を批判して、なんとなく自己満足しているだけで、けっきょくそんなのオナニーじゃないですか。本当に何かを変えるつもりがあるなら、実効性のある対策を講じましょうよ。そのためには、意味のない「日本人批判」もやめた方がいいし、無意識にやってるなら、もっと使っている言葉に気を付けた方がいいんじゃないでしょうか。
…というような傾向があるよねぇ、日本人ってさぁ。