Gmailを使っていてよく悩むのが、こういうケース。
メール本文を表示していると、右側にナビゲーションのために「前」「次」と表示されています。ここで、「このメールの、一つ後の時間に到着したメール」を見たいとき、「前」をクリックすればいいのか「次」をクリックすればいいのか悩んでしまうんですね。時間の流れで考えれば「次」のような気もしますが、ここでの正解は「前」なんですよ。
「次」「前」という言葉に時間軸モデルを無意識に当てはめると、間違う。ようするに、Gmailにおいては時系列降順に並んだデータリストの「前」(上の段)というとらえ方をしているんだと推察されます。イメージとしてはこんな感じでしょうか。
すべてがGmailのやり方に沿っていれば問題ないんですが、事はそう簡単でもありません。次に示しますのは、mixiの日記を表示しているところなんですが
ナビゲーションの表示として「次の日記へ」「前の日記へ」と書かれていますよね。Gmailの場合と同じように「この日記の、一つ後の日付に書いた日記を見たい」時、どちらを押すのが正解なのか。ここで先ほど紹介したGmailモデルを適用して「前の日記」をクリックすると、これは不正解。一つ昔の日記が表示されてしまいます。つまり、mixiの日記表示においては時間軸モデルがそのまま適用されているので、Gmailとmixiでは同じ「前」「次」という言葉が完全に反対の意味で使われてしまっているのです。これは非常に混乱します。
実際のところ、主要なブログサービスでは「次の日記」「次の日」といった感じで時間軸モデルで統一されていますので、Gmailのみが変則的なモデルを採用している事が問題なのではないかと思います(全部のサービスを調べた訳ではないので、これ以外のケースをご存じの方は教えていただけるとありがたいです)。
単純に考えればGmailがブログで採用しているモデルに合わせればいいようにも思いますが、私は「次」「前」といった曖昧な表記が問題の根源である気がします(英語だとおそらく「next」「previous」でしょうか)。解決策としては、「未来」「過去」で統一すればいいようにも思いますが、ちょっと言葉の語呂が悪いかもしれません。いい案があればぜひ。
ああ、それと仮に「未来」「過去」で統一されたとしても、あるサービスでは右が未来、左が過去、あるサービスでは逆といった調子だとユーザがとまどうと思います。そこいらへんも含めてインターフェイスが統一され、使いやすくなってくれるといいなぁと思います。