2011年、テレビはどうなるか
いよいよ2011年アナログ停波の時期が迫ってきて、NHKではいまだアナログで見ている画面にはこそっと「アナログ」なる表示を忍ばせて、嫌がらせを始めたそうじゃないですか。このイベントは相当大きなターニングポイントになるように思うのですが、mine-Dの家庭のような市井のピーポーの間で、どのような動きが想定されるのか、ちょっと考えてみたいと思います。
ちなみに、けっこう色んなブログでこのトピックを追いかけてはいるんですが、「けっきょくのところ地デジてなんやのん?」レベルで止まっています。誰かに聞かれても分かりません。嫁に聞いても「地デジって言葉は知ってるけど、それがなんなのか、具体的にどうすればいいのか、さっっっぱり分からん」との返事でした。まあ、全体の中ではそういう世帯が大部分ではないかという感触はあります。
まず、現時点で我が家にはいわゆる「受像器」が3台あります。ひとつはリビングに置いてある少し大きめの液晶テレビ。うちはケーブルテレビを引いているので、おそらくは特別な機器を追加せずとも?あるいは少しの追加でリビングのテレビは地デジの試聴はOKじゃないかと思います。それとは別に子供部屋に古いブラウン管のテレビ2台と、私のPCに入ってるTVキャプチャソフト。どうもこちらはそのままでは地デジを見られないようです。
ここで選択肢としては
- (おそらく販売されるであろう)廉価版チューナを買って取り付ける
- テレビ自体見るのをやめる
- DSやPSPに取り付けるワンセグチューナを購入する
あたりが考えられるのでしょうか。mine-D個人的にはチューナを取り付けるというのははずれてくるかな、と思っています。そもそも普通のテレビ放送を見るために、なぜそこまで苦労しなければいけないんだ、という思いもあります。それに価格が高いとなれば、完全にユーザからそっぽを向かれる恐れがありますね。
次にテレビ自体を見るのをやめる選択肢ですが、これもけっこうありじゃないかと思っています。最近の子供らってみんなそうなのかどうかは知りませんが、意外とテレビついてなくても平気なんですよね。ゲームしたり。あと、YouTube等に流れる限り、利便性のいいPCでの視聴を優先するであろうことは、火を見るより明らかです。そもそも、すでに現在においてテレビ見ている時間とPCでYouTube等の動画サイトを見ている時間って、ほぼ半々になっている印象を受けます。
ワンセグチューナはかなり現実的な選択肢ではないかと思います。ワンセグって、アナログ停波してもOKなんですよね?それならいくらになるか分からないチューナ取り付けるより、DSやPSPをテレビにするっていう方が現実に即している気がします。
色々考えてきましたが、けっきょくは現実的な価格設定と利便性が勝利するんだと思います。大画面がどうのとか、画質がどうのなんてどうでもいい訳です。ここのところを放送の供給者のみなさんは決定的に思い違いをしているように見受けられますので、2011年を境に、従来型の「テレビ」というフォーマットはどんどん衰退していくのだと思います。コピーワンスやダビング10など、ナンセンスでシュールなやり方に固執せず、オープンなやり方で切り開いていけば活路を見いだせたかもしれませんが、ここまで権利者の都合にこだわってしまった以上、けっきょくは「見せてくれないなら見ない」という単純な理由によって、視聴者自体が急速に減っていく事が予想されます。皮肉にも「自分で自分の首を絞める」結果になってしまうんですが、これも起こるべくして起こるターニングポイント的イベントな気がします。
しかしどうなるんでしょうねぇ、2011年。実に複雑な思いで見ています。
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