特に結論ぽいものはないんですが、考えを整理する目的で書いておきます。

  • 米国でFacebookが人気
  • Facebookは実名でしか登録できない
  • なのにアメリカ人ガンガン使ってる
  • かたやmixiで実名登録する人はほとんどいない(むしろしてはいけない)
  • この差はなに
  • とにかく将来的に見ても日本で実名SNSは普及しない
  • コミュニティ・レイヤーをいくつも作って、それをコントロールするような
  • そういう機能が求められるのでは。日本だけ

ん。そうか、だとするとSocial Graphは、少なくとも日本ではまったくダメダメじゃないのかな。Facebookでガンガン実名晒しているアメリカ人に、mixiで絶対に実名を登録しないような日本人の秘匿性コントロール欲求なんて理解できる訳ないよね。

Six Apartのキーマンが語る「オープンの地平」–builder tech day – page2 – builder by ZDNet Japan

Googleが考えるような「Open」さの質は、少なくとも日本では全然違うってのは確かだな。その辺がポイントになりそうな気がする。実感として。

イーバンクにログインするたびに「パスワードを変えてください」とうるさく言われて五月蠅いです。だいたい、パスワードを定期的に変えたりしたら忘れてしまうじゃないですか。「えーと今のパスワードなんだっけ」とこんがらがって、けっきょく「パスワードを忘れた」処理をやらなければいけなくなって非常にめんどくさい。だからパスワードなんて変えませんし、どのサービスも同じパスワードです。それとパスワードは○○文字以上、とか英字と数字の組み合わせとか強制してくるところがあってアレも非常に鬱陶しいですね。そんなね、サーバ管理者みたいなユーザばっかりじゃないんですから。私の68歳になる母親も「インターネットユーザ」に違いありませんが、彼女が「短い数字だけだとクラックされやすいから複雑なパスワードにしよう」なんて事考えると思いますか?んな訳ない。だからパスワードをあまりに厳しく制限しているサービスはそれだけで相当な数の客を失っているんだと自覚した方がいいでしょう。まあパスワードをできるだけ類推されにくいものにするとう啓蒙活動は必要だと思いますが、それとこれとは話が別。

あと、ログイン時にIDとパスワードを入れろと言ってくるサービスがうざいです。なんですかIDって。山のように色んなサービスに登録しているのに、お宅のIDなんて覚えている訳ないじゃないですか。特にハイフンや大文字をID名に使えないような仕様にしているものだから、(私の場合の)mine-DをユーザIDにできなくて仕方なく他の物にしているのに、それを覚えろなんていったい何様だと思いますよね。すべてのサービスはメールアドレスとパスワードのみでログインできるようにすべきだと思います。

蒼天航路 (10)
蒼天航路 (10)
posted with amazlet on 08.02.25
王欣太 李 学仁
講談社 (1997/11)

「蒼天航路」を読んでいますが、非常に刺激を受けますね。荀彧が袁術を倒した際、四将軍と大義問答をするんですが、

「あなた方が擁する袁術殿はいったい何を大義とし、いかなる天命のもとに天子を名乗られたのです?」

と問う荀彧の言葉に、四将軍は

「天下の趨勢が袁術殿にあると見たから従ったまで!こんな世に何が大義だ!天下のすべてが己の利の在り所を探って生きておるのが乱世よ!」

と心でつぶやくんですね。この言いぐさが、なんというか目先の利益に振り回され、世の流れに翻弄されている今の日本企業の姿と重なって見えてきて、「うーむ」と唸ってしまいましたね。

天命や大義とは言えぬまでも、「なぜ我が社が存在するのか、何のために経済活動を行うのか」というポリシーがなく、ただひたすら益のみを追求している人や集団は、いずれ滅んでいく定めなのではないか…そう思いました。

先日職場でプレゼン大会のようなものがありまして、おかげさまで優勝致しましたー。パチパチ。で、こういうPowerPoint使ったプレゼンってやったのが初めてだったのですが、他の発表を見ていて「ここをこうすればもっといいのに」と感じた点を、自分のためにもちょっとまとめておきたいと思います。プレゼンの神様というとアップルのスティーヴ・ジョブズが有名で、MacWorldExpoのプレゼンなんかも映像で見られると思いますので参考にした方がいいと思いますが、普通の会社や学校なんかでは、なかなかあそこまで思い切れるケースも少ないと思います。けれど一見なにげないようでいて「ここ押さえておいたらシロウトでもそれなりにいいプレゼンになる」ってポイントはあると思うんですね。

1枚のスライドに盛り込む情報は少なく

スライドにたくさん文字を書きすぎの傾向にあるのではないかと。スライド開いた瞬間にずらーと文章が書いてあるの見たらそれだけで客は引いてしまうと思います。作成時の文字ポイント数で言えば最低30ptくらいをキープして、それ以上小さい文字を書かない。すると必然的に書ける文字って少なくなりますので、シェイプアップされてくるでしょう。スライドに書く項目って、本の目次とか、商品のキャッチコピーとか、そういう感覚でいいと思うんですね。あと、スライドに書いてある文章と原稿の文章は同じ事を言うにしても言い方を変えた方がいいのでは。すでにスライドに書いてある事をしゃべるなら、わざわざ話は聞きませんよね。最悪なのはスライドに書いてある文章をそのまま読み上げるパターンですね。

スライド1枚あたりの表示時間を短く

一所懸命考えた文章も、けっきょくのところあまり誰も聞いてないんですね。特に発表に動きがなく、ただ用意した原稿を読み上げているだけの時間が続くと、よけいに頭に入らない。これを避けるためには同じスライドを表示している時間をとにかく長くし過ぎないこと。例えば項目4つあったら2つずつ2枚のスライドに分けてしまえばいいのです。これだけでも動きが出てきますから、客を飽きさせずに話を聞いてもらえる可能性は出てきます。1枚あたり20秒くらいが限界ではないかと思います。

写真を多用しろ!

文章や数字だけのスライドは退屈で拷問に近い物があります。全然関係なくても写真を入れた方がいいですよ。フリーの写真でもいいですが、できればオリジナルの、発表者を含めた身近な人物が映っているものがベストかと。発表内容に全然関係なくてもかまいません。最初に自己紹介をして自分の写真を映すというのはどうでしょう。恥ずかしい気持ちは分かりますが、どうせ発表するならとことん大胆にやってしまいましょう。

グラフは使わない、もしくはシンプルに

グラフはできるだけ使わない方がいいと思います。けっきょくのところ、あなたの研究の数字なんて誰も気にしちゃいないのです。知ったこっちゃありません。折れ線グラフやら棒グラフやら、グラフ=退屈という方程式ができあがってしまっているので、グラフがでてきた瞬間に客の脳みそのスイッチはオフになると思います。どうしても使わざるを得ない場合は項目をできるだけ減らしてシンプルに。いちばん強調したいところだけを抜き出して示せばいいのです。例えばジョブズのプレゼンでも「30M」みたいな感じで数字だけ表示して「え?なに?」と思わせておいてから「昨年は○○台のiPodが売れました」みたいにやるでしょう。グラフにしないと伝えられない訳ではないのです。

アニメーションにおぼれるな

PowerPointのアニメーションは動きが出せて面白いのですが、あまり多用すると肝心の発表内容の比重が落ちてしまうことにも。スライド・アニメーションはできるだけ使わないように、使うにしても少しだけにしておきましょう。

むつかしい言葉は避ける

専門用語などのむつかしい言葉を使うのはやめましょう。客全員に通じる事が分かっているならいいと思いますが、いずれにせよ易しい言葉で説明した方が絶対シンプルに伝わります。まったく予備知識のない人が聞いてもある程度理解できるように話せばいいでしょう。よく見るのは最後に「結語」、みたいなのを持ってくる。あれってどうしても書かなきゃいけないって場合以外はそんな言い方する必要ないと思いますね。

プレゼンはストーリー

映し出されるスライドの解説で終わってしまっているケースがけっこうあると思います。でも本当の主役はスライドではなく、あなたによって話される言葉、であるはず。その意味でも原稿は何度も練りましょう。もちろん原稿を用意せずにうまくしゃべれたらグッドではあるのですが、なかなかそこまでできないでしょう。緊張しますしね。コツはできるだけ自然な口調でしゃべっているように演出する事だと思うのです。あと口調も「~である」みたいな感じだといかにも「原稿読んでまーす」感が強すぎ。ここは「です・ます」調で、自然な感じに響くようにしましょう。いかにもその場で考えてしゃべっているように聞こえるのがベストでは。

できるだけ客を見る

本番ではどうしても緊張してしまって、ずっと下を向いたまま原稿を読むだけ、という感じになってしまいがちだと思います。これはある程度仕方がないのですが、客として見ると壁を作られているような印象を持ちますよね。最低でもプレゼンの最初と最後の挨拶の時は、客の方をしっかり向きましょう。あと、原稿を丸暗記するのは無理でも、文章の終わりかけの部分なら残りを覚えていますから、客の方を見るタイミングとしてはいいですよね。この時、左→右と視線を移動できれば最高です。すごく「語りかけてる」感が出ますね。こないだ福田総理がダボス会議で演説した時にこのテクニックを使っていました。

とりあえずこんなところでしょうか。ポイントは、プレゼンは演劇とかドラマみたいなものなんだ、と割り切ってしまう事かと思いますね。また思い出したら追記します。

ジョブズさん。

これはおまけ。PowerPointのひどい使い方。

よく思うんですよ。なぜみんななんでもかんでもWordで作っちゃうんだろう、と。人によっては段組とかボックスレイアウトとかを駆使して、ものすごく凝った文書を作っちゃうじゃないですか。すごいなぁと感心するんですが、なんであんな使いにくいのをみんな使うんだろう、と。95年くらいからAdobeのPageMakerやIllustratorなんかのソフトを仕事で使ってきた立場から言うと、Microsoft Wordの使いにくさと言ったら想像を絶するものがありますからね。細かい調整はできないし、メニューが分かりにくいのでやりたいことがなかなかできないし。

Windows95のリリース以降、オフィスに爆発的にOfficeスウィートが普及して、誰もがWordやExcelやPower Pointを使うようになった訳ですが、そもそもこの手のオフィスユーザは、どういうアプリを使うかを決める際に、複数の選択肢から吟味して選ぶのではないという事は確かみたいです。要するにただそこにあったから使っているんだと思うんですね。もちろんデザイン系のアプリの価格が高くて買わない、習得コストがかかるという面はあると思うんですが、今のような「偏Word」状況はユーザの情報不足から来ているという事実は否めないでしょうね。だいたいWordの他にどんなワープロソフトがあるか、知らない人がほとんどじゃないですか?

ブラウザにしてもそうですよね。ただ「インターネットをするやつ」という認識でInternet Explorerを意識せずに使っているユーザがほとんどでしょうから。でも、少しずつではあってもこの手の「情報格差」はなくなってきているようにも思えます。もっとこの溝が埋まればいいですよね。

JavaScriptやFlashなどの技術を使ったリッチクライアントが隆盛を極めていますね。iGoogleとかGMailとかWindowsLiveとか?でも思うのですが、この手のリッチクライアントって起動に時間かかりますよね。昔のデスクトップアプリがネットにそのまま移動したみたいな感覚。それはそれで流れなのかもしれませんが、ブラウザはとにかく軽いところがよかったのに…という気持ちもあります。とにかくあまり積極的に使いたいとは思わないです。

という訳でブログツールをWordPressに乗り換えてみました。デザインは大幅に変わると思います。や、変わらないかも。微妙に調整はしないとなぁ。

なんか急に思い立って、このブログをWordPress(MovableTypeと並ぶブログツールのひとつ)に乗り換えようかと思っています。なんかPerl分かってないのにMT続けるのも心許ないし、テンプレートもWPの方が多そうだし…て事で。エントリーと、二ついただいているコメントはそのまま移行しようかと思っています。しばらくの間このアドレスにアクセスしても見れなかったりすると思いますけど、すみませんがよろしくお願いしますです。

Open Social : ソーシャルネットワークを、どのウェブサイトにも:Goodpic

これよさそうですよね。自身、はてなグループやmixiやフォト蔵などなど、いくつかのSNSを掛け持ちして使っていて、それが当たり前になってきているんでしょうが、最近つとに不便を感じるようになってきました。「あるSNSでいったん築き上げた友達関係を、別のSNSでまた一から築かなければならない」という事になるのですね。個人個人が友達関係、家族関係などを共通フォーマットで保持しておけて、個別のサービスにすべて適用できるなら便利でしょう。それに絡んで個人のプロフィール保持目的のサービスも必要になってくるんじゃないかと。実際、新しく知ったサービスにはとりあえず登録するんですが、「いったいおれのアイコン何回登録したらええねん!」と思うこともしばしば。最初にサービスありき、ではなく、まず個人ありき、の方向に向かわざるを得なくなるでしょうね。

何か自分の知らない新しい事をやろうとすると「分からない状態」になる。この「分からない状態」はとても不安定で居心地が悪いので、人間あまりこの状態になりたくないのだと思う。新しい事に手をつけなければ「分からない、不安な状態」にならずに済むので、人間はあまり新しい事にチャレンジしない。結果、不安にならない代わりに何も変わらない。自己満足の世界。

どんなに色んな知識を持っている人でも、世の中全体の知識から見たら人一人が持っている知識量なんてたかがしれているだろう。あなたにとっておれにとって、世の中のほとんどのすべての事は「知らない事」。知らない事を少しでも知ろうと思ったら「分からない状態」を経験せずに済ませるのは無理。だから、「分からない状態」からできるだけ逃げないように、いや、自分から「分からない状態」に飛び込んでいけるようにしたいと思う。(nowaから転載)