![]() Pirate Illustration by mochiko 「ザ・ブートレグ・ブックレット」Index | mine-D's SPICE!
主旨レッド・ホット・チリ・ペッパーズのアルバム「By The Way」日本盤のブックレットには満足できません。稚拙な解説文、いいかげんな対訳…。そこで、独自の「海賊版」ブックレットを作りました。ネット上で有志を募って対訳を分担、意味のない冗長な解説は省いて各曲毎の簡単な説明に留め、さらにはクールなデザインを施してみました。ぜひ一度ご覧ください(mine-D)。(「Californicationザ・ブートレグ・ブックレット」はこちらです。)
無料ダウンロード!![]() 表紙はこんな感じ。 ブックレットはPDF書類にしてアップしていますので、下のアイコン(またはタイトル)を、WINユーザの場合は右クリック+「対象をファイルに保存」、Macユーザの場合は「Control」+クリック+「リンクをディスクにダウンロード」等で保存してください。オンラインで見てもいいですが、Acrobatのプラグインは重いので。
製本についてご注意裏面をプリントする時に横に1〜1.5mmずれるようです。できればプリントし損なった紙などで1,2ページ表裏をプリントしてみて、実際どれくらいずれるのか測ってから本番プリントをした方がいいようです。PDF書類を閲覧するには「Acrobat Reader(Adobe Reader)」が必要です。お持ちでない方は下のアイコンをクリックして最新版をダウンロードしてください。雑誌の付録CD等にも収録されています。「By The Wayザ・ブートレグ・ブックレット」を閲覧・印刷するにはヴァージョン4.0以上が必要です。できるだけ最新版(現在は6.0)をご使用ください。 ![]() このファイルの再配布に関しては、まったく制限はありません。自由にばらまいていただいてけっこうですし、特にこのページにリンクを張る必要もありません。ただ、意見をフィードバックしてヴァージョンアップ版を作る可能性もありますので、適時このページをチェックしていただくと、よろしいかと思います。また、このブックレットに関する質問、意見、指摘、苦情、感想等々は、一括してこちらのメール送信フォームからお願いします。特に「この訳はこうじゃないか」という意見、お待ちしていますので、よろしくお願いします。
独自に翻訳をしているサイトこの「BTW ザ・ブートレグ・ブックレット」の他にも、独自にBTWの訳をされて、Web上で発表されている方もおられます。ぜひ一度ごらんになってください。(By The Wayの翻訳はこちらのページ) Screaming Bunnyさん及び、りんこさんのご意見を採り入れて、修正ヴァージョンを作りました。本来ならブックレット自体にご両人の名前をクレジットして作り直すべきなんですが、今になっては大幅なデザインの変更はむつかしいため、このページにおけるクレジットだけしか追加できない事になってしまいました。申し訳ありません。
更新履歴ヴァージョンアップの更新状況を記しています。2008.9.2・Ver.5.5を公開大志さんのご意見を採り入れて、「By The Way」の歌詞を修正。「犬の街」→「ドッグタウン」。 カリフォルニア、サンタモニカとヴェニスのあたりのエリアにDogtownと呼ばれる街があるらしいです。 2008.8.13・Ver.5を公開ジルアフシンさんのご意見を採り入れて、「Venice Queen」の歌詞を修正 「信じられないってのは承知さ 一体どうして理解出来ないんだ」を 「君は神を信じないって言ってたよね 今でもまだ信じるつもりはないかい?」に。 2004.11.3・製本マニュアルVer.2公開CALブートレグと共通のものに変更、Ver.2として公開。 2003.10.18・Ver.4を公開。りんこさん提供の情報により、「Venice Queen」の解説(グロリア・スコットさんに関する記述)を修正。 2003.3.24・Ver.3を公開。Screaming Bunnyさんのご意見を採り入れて「Can't Stop」の歌詞を修正 (「俺が死ぬ時は俺を待っていてくれ 勝とうが負けようが ちょうどお前みたいに」を、「ちょっと待ってくれ 気絶しそうだ 勝っても負けても同じだよ ちょうどお前みたいに」に変更) ・同様に製本版、テキスト版もVer.3を公開。 2002.10.1・テキスト版Ver.2(ヴァージョンは本体と合わせています)を公開。2002.9.30・Ver.2公開。「ドント・フォーゲット・ミー」の歌詞、解説修正(Methの解釈をメタドンに)。 クレジットの「Translatos」を「Translators」に修正。 「アイ・クッド・ダイ・フォー・ユー」の歌詞を修正。 ・「製本版」Ver.2(このヴァージョンは本体と合わせている)と「製本マニュアル」Ver.1を追加。 2002.9.25・Ver.1公開
クレジット以下のメンバーにて制作されました。感謝!ラヴ!敬称略で申し訳ない。翻訳さっちん(TR-04,TR-15)しまけん(TR-02) バロウズ(TR-01,TR-05,TR-07,TR-08,TR-10,TR-14,TR-16) FLEAKY(TR-01) mine-D(TR-02,TR-03,TR-05,TR-06,TR-07,TR-9,TR-11,TR-13,TR-17) mojo(TR-12) Screaming Bunny(TR-07) デザインもちこWebサイトしまけん「時計仕掛けのグランジ」http://969work.com/mine-D「mine-D's SPICE!」http://www.mine-d.com/spice.html mojo「ORGASM」http://mojo.pobox.ne.jp/blog/ Screaming Bunny「Rocking, Drinking, Screaming Bunny」http://bunny.incoming.jp/ ...and thanks for your advises and supports:(敬称略) アル,aripotto,ガッツちょろ松,きく,サンダーバニー,テケロッピ,B坊,yamayan,りんこ
参考画像輸入盤しかお持ちでない方のための「参考画像」。「そのまま文字を並べてみただけ」のデザインも含めて、比較してみてください。 解説前半 解説後半 「Time」原詞、バイ・ザ・ウェイ〜ディス・イズ・ア・プレイス途中 ディス・イズ・ア・プレイス途中〜キャント・ストップ途中 キャント・ストップ途中〜キャブロン途中 キャブロン途中〜ウォーム・テープ途中 ウォーム・テープ途中〜タイム ちなみに表紙の曲目部分、「The Zephyr Song」を「The Zepher Song」とスペルミスってます(「ゆみ」さんよりメールでご指摘。感謝)。…ダメダメじゃん。
ジンジャーさんのミステイクスオリジナル日本盤の国田ジンジャーさん訳には、いくつか重要なミステイクがありますし、全体的に意味の通った訳文にしようという意志は、どうやら放棄されているようです。ここではジンジャーさんの訳文について、問題点を指摘してみたいと思います。共同翻訳作業の過程で確認された明らかな間違いもありますが、中にはmine-Dが個人的に思いこんで指摘している箇所もあるかと思います。こちらも本文同様、指摘をお待ちしていますので、よろしく。それでは、曲順に始めていきましょう(mine-D)。
■バイ・ザ・ウェイ・「Dani The Girl」を「ダニーというコ」と訳してるけど、そうなら「a girl named Dani」などとなるはず。これは「Winnie The Pooh」とか「Felix The Cat」なんかと同じで「少女ダニー」といったニュアンス。いわばこれ自体で芸名のような感じだから、ここは「ダニー・ザ・ガール」でいいのでは。・「marquee」はきちんと訳しましょう。「マーキー」じゃ何の事だか分からないよ。文脈からすると「テント小屋」というのが適当でしょう。 ・「overload」を「たまらないよ」と訳しているけど、「重量過多」という意味があるから、これはmarqueeにかかっていると考えて「満員のテントの下で」とするのが自然でしょう。 ・あとね、「1stハーフ・コーラス」とか「コーラス」とか書くのはいいけど、それがどこを指してるか示さなきゃ意味ないじゃん。歌詞じゃないからね、これは。 ■ユニヴァーサリー・スピーキング・「Give me shewolf style」→「俺に狼娘スタイルを与えて」って、そのまんまやん(笑)。直訳して意味通じないんなら、何か考えなさいよ。・「Universally Speaking」は難しいんだけど、「一般的に言うと」じゃ捻りがなさすぎる。generally speakingと同じになっちゃうしね。 ・「two of a kind beats all hands tonight」→「今夜勝てる手はツーカードなんだ」。ポーカーの事を指してると気づいた点はいいんだけど、そもそも(しまけんさんの指摘で気づいたけど)「ツーカード」なんて手はポーカーにないし(笑)。「ツーペア」ならあるけどね。まあここは難しい。two of a kindで「双子」って意味ね。 ■ディス・イズ・ア・プレイス・「I don't wanna give it to my baby's kid」を「自分の子供にそんなもの与えたくない」としてるけど、「baby's kid」をちゃんと訳しましょう。無視しない。・「In a way I wonder If she's living in a magazine」→「彼女は雑誌の中で生きているのか ある意味で考えてしまうよ」。これおかしくないか?wonder if **で「**かどうかと思う」なんだから、普通にそう訳せばいいでしょ。中学生レヴェルですね。 ・「I am a misfit」→「俺は不適当だ」。「俺は不適当だ」って…。普通日本語で「あなた不適当ですね」とか言うヤツいるか?ちょっとは考えなさいよ、あなた。 ・「The fucking ultimate of love inside the atom split」→「究極の愛が 分子の中で分裂してしまったんだ」。ここはあえて「fucking」という言葉を使ってるんだから、そのニュアンスをちゃんと伝えましょう。訳者が勝手に自粛しないように。 ■ドースト・「All I ever wanted was your life」のlifeを「命」と訳してしまうと、きつすぎるのでは。「(結婚して)一緒の人生を歩みたかった」というニュアンスじゃないかな。・「Deep inside the canyon I can't hide」→「渓谷の奥に隠れることができない」。ホントにセンスないなぁ。ここは「渓谷のいちばーん奥深くに隠れたって、この別れの辛さから隠れる事はできないんだ」って意味合いでしょうが。こんな無味乾燥な文章書いてるんじゃないよ。 ・「Show love with no remorse」→「哀れみのない愛情を見せる」。このshowは命令形じゃないの?だから相手に「〜しろよ」って言ってるんだよ。次のラインもそうね。 ・「Climb on to your seahorse」→「君のタツノオトシゴにまたがる」。climb onで「またがる」なんて意味にはならないそうだよ。タツノオトシゴの解釈については本文参照、あるいはさっちんの文章読んでね。 ・「This is the way I wanted it to be with you This is the way I knew that it would be with you」→「君とこんな風になりたかったんだ 君とこんな風になると分かっていた」。This is the way+過去形で「叶わなかった願望」(しまけんさんが教えてくれた)なので、ここは恋愛が成就した、という意味とはまったく逆で、「こうなりたかったのに…」って意味なんだよね。せめて失恋の歌だという事くらいは押さえてほしかった。 ■ドント・フォーゲット・ミー・「Now we know it all for sure」→「これでみんな確信したんだ」。weは「みんな」じゃなくて「僕たち二人」を指してるんでしょ。全体的に終始「君」に語りかけてる歌なんだから。・「dirty breakbeat」→「汚れたブレイクビート」にしてるけど、dirtyには「キンキンした」って意味もあるし、文脈から考えてそちらを取った方が妥当なんじゃない?こういう細かいところでもちゃんと調べてみると、色々発見はあるもんだよ。こまめに英和辞書を引きましょうね。 ・「I'm a Meth Lab first rehab」→「俺はメタンラブの最初のリハビリだ」。…なんというか、意味を通じさせようという努力は、まったくしないおつもりですか?「メタンラブ」って何ですか?マジメに仕事やりなさいよ、まったく。Methについては本文参照。ここでのrehab=リハビリは「薬物更正施設」の意味にとるのがいちばん妥当でしょう。 ■ザ・ゼファー・ソング・「What a night to fly my kite on」→「カイトを飛ばすにはもってこいの夜だよ」。あのね、あなたは「カイト」でしっくりくるのかもしれないけど、普通の日本人は凧の事をカイトって呼んだりしないのよ、通常。「ゲイラカイト」ならともかく。今日日誰も知らないしね、そんなの。・「Take a look it's on display.. for you」→「君のために展示してるから見てごらん」。このdisplayはコンピュータディスプレイと解釈していいんじゃないかな。 ■キャント・ストップ・「Cop top he says I'm gonna win big」→「サツは俺が大成功すると言っている」。saysの後は「""」を省略してるだけで、win bigするのはサツ自身と捉える方が普通では。・「Distant cousin to the reservation」→「保留されている遠い従兄弟」。resevationには「(ネイティヴ・アメリカンのための)政府指定保留地」という意味がある。そう考えると「遠い従兄弟」=ネイティヴ・アメリカンという匂いも漂ってくるよね。アンソニーにネイティヴ・アメリカンの血が流れてるらしいって噂もあり。 ・「Eastside love is living on the westend」→「イーストサイドの愛がウェストサイドに生きる」。細かいようだけどis livingは進行形だから、ちゃんと進行形で訳しましょうよ。 ・「Come back strong with 50 belly dancers」→「ベリーダンサーを率いて強くなって戻ってこい」。これ、「50人」が抜けてるよ。なんかいい加減だなぁ。ちゃんとしようよ、ちゃんと。 ・「This punk the feeling that you stay for」→「君がここで求めてる気持ちなんてパンクじゃん」。いや、ただなんでいきなり「〜じゃん」なのかなぁって思って(笑)。 ・「This chapters going to be a close one」→「この章はギリギリなものになる」。…うーん、「章」でcloseなんだから「最後の」って自然に出てくると思うんだけど。「ギリギリな章」じゃ意味さっぱりじゃん。 ・「Use my hands for everything but steering」→「操縦以外のすべてにこの手を使う」。これもさっきと同じなんだけど命令形でしょ、命令形。なんか変なクセがあるんだよな、この人の訳。 ・「This life is more than just a read thru」→「この人生はただの通読とは違う」。直訳過ぎー!この人の問題点のひとつは、日本語の表現力に著しく欠けているって点なんだよね。それって翻訳者には、もっとも求められる要素の一つだと思うんだけど。 ■アイ・クッド・ダイ・フォー・ユー・「Something inside the cards I know is right」→「札に書かれたものが 正しいような気がする」。わははは!「札」ってあなた。花札やってんのかよ、アンソニー。しかも「正しいような気がする」って、おいおい、自信ないのかよ。「死んでもいい」って歌ってる歌だぜ?だいたいどこから「気がする」なんて出てくるんだ?・「She smiles while I do my time」→「刑を務めてる間、彼女は微笑んでる」。do my timeは曖昧で難しいけど、「刑を務める」は何の根拠があって? ・「I'm here to be your only go-between」→「俺は君の仲介になるためにここにいる」。…うーん、これも直訳だなぁ。自分でも意味分かろうって気、ないでしょ?ちょっとはやる気出してよ。 ・「What I really want to do is turn it into motion」→「本当にしたいことは 動きをつけることなんだ」。「動きをつける」って意味が分からん。ダンスの指導とか?ここは「行動に移す」「行動で表す」って感じでいいんじゃないの。 ・「Wander with me yo」→「一緒にうろつこう」。一般的に言うと、日本語では「うろつく」という言葉それ自体で悪い意味合いを含んでいます。注意して使いましょう。少なくともラヴ・ソングにその言葉は使わない方が賢明でしょう。 ■ミッドナイト・「Resonating in the shape of things to come」→「これから訪れるものの形で響き渡る」。…ここは確かに難しいけど、それにしても酷すぎ。日本語になってないよ。・「Make it up and then I take it off the shelf」→「偽って、棚から下ろす」。make it upで「偽る」なんて意味あります?それにoff the shelfは「在庫があって、いつでもすぐ買えて」って意味があるって、辞書に書いてあるよ。違うかな? ・「Everyone wishin well we go」→「応援されながら俺たちは行く」。…なんかなぁ。「俺たち」の行く方向性を、みんなが支持してるって意味合いだと思うんだけど…。 ■スロウ・アウェイ・ユア・テレヴィジョン・「Master waits for it's collision now」→「主人が衝突を待っている」。いやそりゃ、この1文だけ取ったら間違った訳じゃないと思うけどさ、全体の流れから浮いてるでしょ、普通に考えれば。master→「支配者」って意味に取るのが妥当では。・「Slay the plague for it's contagious」→「伝染するから病を殺せ」。「病を殺す」なんて日本語は、ないなぁ。 ・「Take the noose off your ambition」→「自分の野望から縄を外すんだ」。まただ。直訳やめろっての。分かんないんなら、思い切って意訳するとか、してみれば? ・あと、最後の「It's a repeat」はそれまでのと同じ意味だと思うんだけど、なんでそこだけ「繰り返すよ」になってるの?「繰り返しだ」でいいんじゃないでしょうか。あるいはこのフレイズを「繰り返すよ」で、ダブル・ミーニングになってると思ったの?…まあその解釈も面白いけど。 ■キャブロン・「If you want me to what else can I do」→「そうして欲しいなら 避けられないようだ」。…あのさぁ、まったく日本語になってないでしょう、これ。もうお手上げ。・「Everyone would take a cue from anything you do」→「君がすることは 誰だって模範にしてるよ」。…「俺や俺の仲間にいつだって喰ってかかる」ような人を、誰もが「模範」に?だいたいcueに「模範」って意味ないんじゃないの?「合図」「暗示」「手がかり」…この辺りから考えるのが筋でしょう。 ・「This time of night's for singin' songs about the local news」→「こんなに夜遅く 歌を歌ってた方がいいよ ニュースについて」。…(°Д°)ハァ?「方がいいよ」ってのがどこから来るのか分からんし、「ニュースについて」って、おいおい、localはどこ行ったんだよ!「ドジャーブルー」だとか「公園」だとか「仲間」だとか言ってるんだから、ここは自然と「地元の」って言葉が浮かんでくるでしょうが。そうなるといわゆる「ニュース」じゃなくて「出来事」って意味になるでしょうが。イマジネイション、ゼロですか? ■テアー・「Commin' on strong Baudelaire」→「激しく降り掛かってる ボーデレア」。出た。「激しく降り掛かってる」ってのも意味不明だけど、「ボーデレア」は致命的だ。いち早くFLEAKYさんが指摘しておられたけどフランスの詩人「ボードレール」の事ね。「知らない単語が出てきたら、その都度辞書を引きなさい。手間を惜しんではいけません」って、中学の英語の先生がよく言ってたなぁ。・「When you take a dare Let it rise before you」→「賭をする時 自分の前で膨らませろ」。…もうね、つき合いきれないよ。どういう意味だか説明してみろと問い詰めたい。小一時間。あんた、まさか性的な意味にとってるんじゃないだろうね。こんなシリアスな歌でそれはないよ、絶対。 ・「Gave what I came to give Say it now because you never know」→「俺が差し出すものを差し出した時 どうなるか分からないから今言ってくれ」。…すいません、もう勘弁してください。脳みそがショート寸前なんです。人を発狂させようってつもりですか、あなた。まったく意味分からん。まあおれは優しいからその文章を添削してあげるとだね、「差し出すものを差し出さなければいけない時が来るだろう。その時はどうなるかまったく分からない。だから今言ってくれ」。これくらいの日本語にしましょうよ。せめてね。ま、どっちにしろ英文とは全然違うんだけどさ(笑)。 ・「Can you feel the voltage」→「そのボルテージが感じられる」。うひー!もう勘弁してくれー!どう考えたって疑問形でしょーが。なんでこんな事まで指摘しなきゃいけないんだよー。 ・「Take it outside Take it out there」→「外に持ち出せ そこへ持って行け」。…なんで最後だけそんなにぶっきらぼうなのよ(笑)。 ■オン・マーキュリー・「Shake it off just to redirect my flow」→「振り落としてくれ 俺の流れを向け直すように」。これも直訳だなぁ。「俺の流れを向け直すように」って…。ちょっとは工夫しようよ、工夫。完全に投げてるでしょ?あなた。・「Into the light, heavy, middle weight」→「光の中へ ヘヴィなミドル級」。このlightは「光」と「ライト級」をかけてるんだから、そこを汲んであげないと。 ・「We don't stop rock around the clock」→「俺たちはやめないよ、一日中ロックしてる」。これはねぇ…「Rock Around The Clock」を知らなかったんだろうなぁ(本文参照ね)。 ・「Like a girl who only knew her child was due」→「自分の子供が生まれると 分かってる女のように」。弱い。これでは弱い。妊娠してる女性だったら誰でも子供が生まれる事は分かってるでしょ。「産む事が運命(さだめ)なんだ」と悟ってるって意味合いじゃないかな。それに「女」じゃなくて「少女」ね。この歌詞の場合、違いは大きいでしょ。 ・「Mercury」はいずれの意味を取るにせよ、きちんと訳した方がいいでしょ。この場合はレモンの木が「生えてる」事から、水星と解釈するのが自然では。 ・「You always took me with a smile when I was down」→「俺が落ち込んでいる時 いつも君はにっこりして持ち上げてくれた」。わはははは。どんな力持ちなんだ、「君」は。もしかしてワザと誤訳してます?なんかもう、笑かそうとしてるようにしか思えないんだけど。 ・「It's really really you」→「本当に、本当に君なのか」…って質問してどうするよ(笑)?どう考えても疑問形じゃないでしょーが。 ■マイナー・シング・「Redefine the line to make your circle sing」→「自分の輪を完成させるために線を明瞭にしないといけないよ」。これも意味不明だなぁ。lineを「線」以外に考えてみるとか、しないの?「旋律」の意味もあるって知ってた?だいたいあなたの訳じゃ最後のsingがはまらないでしょ、全然。無視してるけどさ。・あとさ、「データーベース」って書くのはやめようよ。そういう言い方すると「オヤジ入ってる」とか言われるんだよ、日本じゃ。「データベース」ね。 ■ウォーム・テープ・「Two of us we're made of angel's dust」→「二人はエンジェルダストで作られている」。「エンジェルダスト」は訳さないと。日本じゃ通じないよ。・「I've been around but not around enough」→「俺は多くを経験してきたが 経験が足りないよ」。…あのね、これは純粋に日本語の表現の問題だと思うんだけど、こういう日本語はおかしいのね。それ自体矛盾してるでしょ、「多くを経験してきた」のに何で「経験が足りない」のよ。ここは「多くを経験してきたが、まだ足りない」といった具合に表現するんだよ。小学生レヴェルね。 ・「Be giving to you my sweet love」→「生き方だよ、俺のスウィートラヴ」。…だからね、「スウィートラヴ」なんて、そのままカタカナで書いてもダメなの。普通の日本人はそんな言い方しないの。「俺のスウィートラヴがさぁ…」なんて話してる日本人、見たことあるか? ■ヴェニス・クイーン・「Body free and body less」→「自由の身、そして一人減ってしまった」。body lessで「一人減った」と解釈しますか…。少しムリがあるんじゃないでしょうか。まあ、ここは難しいけどね。・「Once again to find a home」→「もう一度家を見つけるために来てくれ」。home=家…安直すぎるでしょうが。もうさ、なんでこんな事を「プロ」であるあなたに向かって切々と訴えかけなきゃいけないのよ。homeの意味考えてみてよ。 ・「Hard to leave when it's picturesque」→「絵のようだと帰るのが辛い」。ま、確かにpicturesqueは「絵のような」って意味だけどさ、そのまんまじゃん、これじゃ。 ・「Make it up and you make a friend」→「埋め合わせをすると友達ができる」。これも意味不明。make it upで「仲直りする」って意味あるから、そっちの方が自然じゃないかな。 ・「Disbelief that I do suspend」→「俺が見合わせているのは信じてないからだ」。これはおかしい。that I do suspendはdisbeliefにかかってるんだから、全然意味が違う。明らかにめちゃくちゃな解釈だ。その日本語ならI suspend because I disbelieveとかになるはずだろ?恥ずかしくないのか、こんな仕事してて。 ・「I know you said you don't believe In God do you still disagree」→「君は神を信じてないって言ってたけど 今でも違うと思うのか」。これはおそらくdon't believe in Godって取ったんだろうけど、believeとIn Godの間は改行されているでしょ。ここはIn God do you still disagreeでひとまとまりと取って、In God自体は「神に誓って」みたいなニュアンスと理解した方がいいんじゃないのかな。「In God We Trust」って言い回しもあるし。…この辺は自信ないんで、ご意見待つ。 (訳したバロウズさんから以下のフォローがありましたので紹介→「venice queenのin godはin godで『一体全体』って意味になります。他の言葉に置き換えるとwhat's on earth,what on hellの様ないい回しになるかと考えられます。一体全体どうして理解出来ないんだ?だと回りくどくて音と合わないので『一体どうして理解出来ないんだ?』と訳してます。in god do you stil disagree直訳すると『一体全体、君は未だに同意しないのか?」って事になりますが、『未だに同意しない』ってのはグローリアさんが亡くなった事実を『未だ受け入れられない』って解釈になるであろうと思うのでそこら辺を自然な言い回しにして『一体どうして理解できないんだ』となりました」) ■タイム・「I've got it to give and now I'm going to make some」→「暇があるから、今度は作ろう」。ん?I've got it to giveで何で「暇がある」になる?全然分からんぞ。・「All over the under the smell of blood and thunder」→「地下の上で 血と雷の匂い」。「地下の上で」ってのもかなり酷いけど、「血と雷の匂い」もなぁ。blood and thunderで「流血と暴力」って意味なんだよね。辞書引いてみれば? ・「Given the beauty to heaven knows how well I know」→「美しさがあっても 君をどれだけ知っているか 誰にも分からない」。うーん、これも難しいけど、意訳するならするで、もう少し意味を成す文章にしましょうよ。 ま、要するにこの人、英語と日本語両方のスキルが著しく劣るという結論ですな。こういう人が「翻訳家」としてメシ喰ってるって事実はもはやシュールとしかいいようがありません。英語学校と日本語学校に通って、一からみっちりやり直される事をお勧めします。
バナー…や、一応ね。別にリンクする必要はないんですけどね。貼ってくれたらうれしいなぁ…とかね。
リンクリンクは「http://www.mine-d.com/bootleg/BTW/」にはっていただけるとよろしいかと。ちなみに「Californication ザ・ブートレグ・ブックレット」へのリンクは |