レッド・ホット・チリ・ペッパーズの国内盤作品に国田ジンジャー、有島博志の両氏の名前が出てきたのは「カリフォルニケイション」から。それぞれ歌詞の翻訳、ライナーノーツを担当するお二方の仕事ぶりは、ライナーと言いつつ「セレブに会っちゃったもんねー、おれ」という自慢に終始しているものや、対訳と言いつつ、中学生でも辞書を調べれば簡単に気づくような間違いが多数散見されるなど、まったく酷いものです。

 「それなら実際、自分たちで作ってしまおう」と思いつき、ネットで呼びかけて有志を募りました。誰でもいつでもOKの自由参加型翻訳を実施。デザインにも凝って、PDF形式で誰でもダウンロードできるようにしました。フリー(無料)でフリー(自由参加)な海賊版冊子。さあお立ち会い。これが噂の「ザ・ブートレグ・ブックレット」だ。

 ザ・ブートレグ・ブックレット第一弾。2002年9月初版作成。FLEAKYさんの指摘によってジンジャー氏が「Baudelaire(ボードレール)」を「ボーデレア」と誤訳しているのに気づき、じっくり対訳を読んだmine-Dが「これはあまりにも酷い」と憤りザ・ブートレグ・ブックレットの構想を思いつく。訳に参加してくれた方や、デザインをしてくれたもちこさんなどの人材に恵まれ、めでたく完成。公開後も様々な方からご意見をいただき、改訂を重ねている。


 第二弾。1年以上にも及ぶ長い期間を費やし、翻訳参加人数も劇的に増強されるという状況でじっくり対訳に取り組んできた。2004年9月ついに初版完成。改良を重ねていくつもりなので、訳について「ここはこうではないか」等のご指摘をお待ちしております。